水道水の塩素(カルキ)について2
先回、水道水のカルキのテストを実施しましたが、もうひとつ台所についているアルカリイオン整水器についてテストしました。
前回同様、塩素テスターを使用します。
マーフィードの塩素テスターです。
左側が、アルカリイオン整水器からの水(酸性水、浄水 1:1に混合)
右側がアルカリイオン整水器からの水にテトラコントラコロラインをキャップに1メモリほど混ぜた水
上のようにやはり塩素テスターでは、黄色に変化しています。ここでもう少し実験してみます。
このアルカリイオン整水器は、強アルカリ、弱アルカリ、浄水、酸性水の4種類の水をつくることが出来ます。
ということでそれぞれの水で実験してみました。(強アルカリは除く)
このように水道水は、黄色に反応するのはわかりますが酸性水についても黄色に反応してます。しかも水道水よりも濃い色してます。カラーチャートを比色して1番濃い色である2ppmと同等かそれ以上になっています。
これは、電気分解して酸性水、イオンアルカリ水をつくるときに当然電極のプラス極にcl-、OH-などの陰イオンがあつまり結果として塩素イオンも酸性水から出てきてしまうからでしょうか。
まあ浄水、アルカリイオン水には、塩素は含まれていないようなので整水器自体は機能しているようです。
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カタログデータ
ヤマハ アルカリイオン整水器 定価144900円
除去対象物質
総トリハロメタン、CAT (農薬成分) ろ過流量 2.5リットル /分(水圧0.1MPa時点)
浄 水 能 力
遊離残留塩素 (除去率80% JIS S3201試験結果)
濁り (ろ過流量50% JIS S3201試験結果)
総トリハロメタン (除去率80% JIS S3201試験結果)
CAT(農薬) (除去率80% JIS S3201試験結果)
溶解性鉛 (除去率80% JIS S3201試験結果)
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いままで酸性水を水槽に入れてたんですが、カルキ抜きしないでいれる場合、浄水をいれればいいのかなぁと思います。
水道水を水槽に入れる際は、カルキ抜きをしてから入れるかこのような整水器等を使用するのが間違いないでしょうか。
※注意
厚生省生活衛生局より残留塩素の測定方法を下記のようになっているようです。
理由としては、オルトトリジン溶液は発ガン性の問題が指摘されてたそうです。
持っている方は取り扱いには気をつけてください。アクアショップ等では販売されているので盛っていても問題ないようですが....
オルトトリジン法は、水道水質測定項目の検査方法で平成14年4月1日より削除されました。
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平成4年12月21日付衛水第268号)において、 残留塩素の測定方法からオルトトリジン法(o-トリジン)を削除し、吸光光度法を追加することとする。....
細部関連情報のHPは、こちら
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