第25回サロマ湖ウルトラマラソンを振り返る・・・その2
10kmを超えて初めてのサロマ湖畔の竜宮台までの区間は、まだ5時を越えたばかりなのに結構暑いです。
何箇所かトイレがあったのですがなるべく空いているときは、あまり緊急ではなくてもマメに行くのも手かなと後々思いましたが、この時点では、ぎりぎりまで我慢してから行きました。この辺は、今後の課題かと思います。
竜宮台では、恒例らしい太鼓による応援です。結構な人数での応援なので頑張れます。
折り返してから20km地点で始めてのエイドステーションがあります。
ここでは、そんなにお腹が減っていませんがこの先を考えると空腹になる前に栄養を取っておかないといけませんから、梅干、バナナ、アミノバイタルジュースをいただき早々に出発
エイドステーションでは、歩きながらの摂取ですぐに走り出すというスタンスで各エイドをクリアしました。
(後半は、そうはいきませんでしたが・・・)
20kmのエイドステーションを越えてから日差しが強くなり折り返し後なので通常は、車道の左側を通行するのですが、木陰のある車道の右側にみんな移動しながら走っていました。
ここで最後尾ランナーとすれ違います。この時点で10km近く差がついてます。結構ゆっくり目で走っているので間に合ったのかどうか・・・。
長い道のりですからこのような小さな?ところから体力の温存が必要なのかなと感じつつの私のサポートのいる約25km地点へと走りました。
前半唯一の車での応援者がいける場所のようです。折り返しの始めと終わりにここを通過するのでちょうど良い場所です。
ここを過ぎるとサロマ湖から離れて内陸方面へと30km地点を目指します。
周りは、畑?の真ん中の車道をひたすら走るところですがここでも地元の応援の方が多くハイタッチをする選手などもいてまだまだこの辺は、元気に走る人も多かったです。
途中ある農家の方の家の前には、消毒と思われる白い粉が私道上にまかれていました。
この辺にも口締疫の影響が出ているようでした。
30km地点のエイドステーションは、スイカや梅干、飲み物を頂きここからふたたびサロマ湖方面へと向かいます。
サロマ湖に近づきその後、国道と思われる大きな道路の脇を走ります。車道は、交通規制の無い場所なので普通に車が走っているところの脇を走ります。
35kmを過ぎると数キロの上りと下りがありこの辺からアスファルトの熱気と日差しの強さを感じ始めました。もうすでに30度近くになっている印象でした。
40km付近からサロマ湖畔の車道に入ります。
42.195kmでは、応援者もあまりいません。また、100kmの半分も行っていないことを自覚してここから気持ちをリセット?しつつ走ります。また、プロカメラマンがいるのか「顔を上げて走ってください。撮影してます」みたいなことが書いてある看板が目に入ります。
なるべく正面を見ながら走ります。応援者もいたのでどこで撮影していたのか私は、わかりませんでした。
一応この辺は、元気だったのでなるべく顔を上げての走りとなりました。
ここから55kmのエイドまでは、非常にきつい道のりとなりました。50kmまでは、それほど苦痛は、無かったのですがそのあとの登坂が非常にきついものでした。この辺から上りは、歩いている人が多くなりますが、私自身歩くのに毛が生えた程度のスピードでしたがなんとか走りながら55kmの中間エイドまでいけました。
ここでは、すでに仲間のうち一人がすでにアシスト役に回っておりました(笑)
そのおかげ?で着替えなどをすばやく受領してもらい、そして数分でしたが休むことが出来ました。
ここからも非常にきつい道のりでした。
55km超えてからの最初の水かぶり等のエイドは、水、氷ともになにもない状態でした。
走り抜けずカラの容器を見つめて呆然としてから走って行く人や少し残っている水を頭からかける人などいました。
私もしばし呆然としつつなんとか次のエイドまで走ることが出来ました。
60kmのエイドは、よく覚えていません。65kmのエイドで同僚に先を譲り?そのままペースダウンのまま、有名な魔女の森へ。
ここでは、その名の通り森なので木陰があり大分復活しましたが、いつのまにかここでサングラスを落としておりました。
気を落としながらも70kmの有名な黄色の家の斉藤商店(白帆)の私設エイド、ここでは、塩きゅうりがとても美味しかったです。
そのあと大きな家の屋根で大漁旗を振っているいわゆるサロマニアの家の応援を受けつつ80kmのワッカ原生花園に向けて走ります。
この辺になると50km走者とも合流しながらの併走です。
途中73km地点の名物おしるこエイドも寄り、しっかりとそうめん&おしるこを頂きました。
この時間にお餅を食べると腹持ちがいいのでここでは、なるべく食べたほうがいいのかなと感じました。
75km地点を越えて80km近づくとサロマ湖を超えてワッカが左手に見えてきます。
よく見るとそのワッカのなかをちいさな点が数々見えます。
よくみると走っている人では、ないですか!!
もしかしてあそこを走るのか~と若干テンションを下げつつ80kmに到達しました。