ルスツトレイル2015を走り終えて
今シーズン最初で最後のトレイルランニングとなりますルスツトレイルです。
今シーズンは、子供のイベントが多くなりなかなか走るほうに専念することができずになんとかこちらのルスツトレイルだけ出場することができました。
仲間5人で団体戦へのエントリーです。
当初は、6人でしたが一人走れなくなりましたが3人が初のトレイル、私を含めて2人が経験者という布陣で挑みました。
最初の受付は、2年前に出場したときと同じのハイランドロッジのホルンというところでした。
16kmのエントリー者しかいなかったため結構軽装のかたが多かったように思います。
受付を近くの名簿と照らし合わせてこの位置のテーブルにある自分のゼッケンのはいってある布製の袋を把握します。
この辺は、若干ゆるい感じですがまだまだエントリー者もすくないので北海道のトレイルは、こんな感じなのでOK?
富良野トレイルとは、違いますね。
ここでは、ゼッケンと各スポンサーのパンフレットのみでタイム計測のEMIT社製Ecardは、スタート前で受領します。
ここでEcardの使い方などを実際に行います。
スタート前で秀岳荘主催のべスパプロの試飲会がありますがこれは、毎年続けてほしいイベントです。
ということでスタートです。
スタート地点からそのままマウントウエストを上ります。ここは、スタート地点から砂利道やそのまま斜面を登っていくのでそれほどきつい感じでは、ないですね。
この地点の頂上の建物付近が第1チェックポイントになります。後述しますがここには、誘導員は、いませんでした。
この関門(第1チェックポイント)の誘導ミス(誘導員なし)により先頭集団の数十人が60kmコース(頂上の裏側)へ行ってしまったようです。
上が16kmコースで下が60kmコースです。
この重要な分岐点には、誘導員やチェックポイントのチェックマンなど誰もありませんでした。
このため私のチームの2名(一人は、経験者、ひとりは、トレイル初)もそのままミスコースして60kmコースへといってしまいました。
今回一番きついコースとうたわれていた16kmのシングルトラックコースですが、その予告どおりのきついコースとなっておりました。
ここは、行きも帰りも通るので下半身はどろどろ状態でした。
このあと写真にわかるように黒い雲と雷が数分後にきて土砂降りと雷の中での帰路となりました。
なんとかシングルトラックも増水した川をわたったり泥濘地を歩きなんとか完走しました。
どろどろです。こんな感じになるレースは、本州でもあんまりないんじゃないかと思います。
なんとか、2時間40分くらいでの完走となりました。とても経験になったレースでした。
成績一覧が10/20にアップされたようです。(20151029追記)
下記リンク先から確認してみてください。
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ここからは、小言ということで・・・・
5人で挑んだレースですが二人がミスコースでリタイアになりました。
二人ともトップ集団についていけるほどの走力で毎年上位に入っている選手とともにミスコースとなったのでこれは、選手本人のミスもありますが主催者側のミスが大きいのではないかと思います。
(16kmミスコース自体も毎年上位に入っている選手がそれ以降のチェックポイントを通過していないということで判明したという話もあります。)
今日になって、大会HPでは、本人たちが地図を確認してテープの誘導と看板で迷わず戻って来られるようなコース誘導・・・・と記載されていますが、それでは、大会を主催している意味がないと思うのが本音です。迷いそうなところには、誘導員や安全監視員などを置くのは、常識と思います。特にチェックポイントなので当然と思いますが・・・・・。
この辺は、私は、素人で経験者の方の意見に一存しますが・・・・。
山奥のチェックポイントには、当然誘導員は、いないと思いますが今回ミスコースしたところは、第1チェックポイントでスタート地点からすぐのところなので誘導員がいてもいいのかな?と思う場所です。
すべての箇所に誘導員を置かなければということは、ないと思いますが安全管理上必要な箇所に配置をするべきと思います。しかし、今回は、このミスコースと雷雨のなか大変な事故に至らなかったのは、幸いと思います。
大会HPでは、1330に大会中止となった。と記載されていますが実際は、私自身は知らずに走っていた(ゴール時間は、1340頃)し後続の選手も知らなかったでしょう。
ゴールしてからもそのようなアナウンスもないし、ミスコースした仲間もまだ60kmコースを走っていました。(携帯で確認してました。この時点では、どこにいるかわかりませんでした。)
もし、中止なら仲間に連絡をして早く帰れる手段を教えることもできたでしょう。しかし、当の本人は、60kmコースの途中である尻別岳(標高は1107.27m)の山頂に行き助けを求めようとしていたようです。しかし、山頂には、当然ですが誰もいませんでした。しかし、ミスコースした選手とともにグループで行動して大事には、至らなかったようです。
こんな感じでなんとなく後味の悪いレースになったのは、とても残念でした。
色々とありましたが、北海道のトレイル大会としては、有名でまた良い大会になれるように、来年は、いろいろな面でもう少し改善された大会運営を望みます。
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