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サロマ湖100kmウルトラマラソンを終えて想う事

2011 年 7 月 1 日 Comments off

今年もサロマ湖100kmウルトラマラソンを無事完走することができて来年のことを話すと鬼が笑うかもしれませんが、
2年走って色々と感じたことや忘れずに来年もやったほうがいいことなどを書いておこうかと思います。

これまで(2年間ですが)サロマ湖100kmウルトラマラソンで経験し来年もやったほうが良い事項

1 サロマ走りについて
以前どこかのサイトで見た気がするのですが、普通のマラソンと違い、如何に最小限の力で走っていくのかということを書いてある記事を読んだ気がするのですが・・・
昨年完走は、したものの両足のアキレス腱が尋常ないほど痛み走った翌日は、階段も上がれないほどでした。
それを踏まえて今年は、サロマ走り?なのか走った翌々日には、軽いジョギングでの通勤ができました。

自分自身で今年に意識した走りは、1キロ6分ペースで走り、足を前に出すだけで蹴り足をあまり使わない走法を意識したからかもしれません。
具体的に言うと上体を前に出した足の真上に持っていくようにして、逆の足(後ろにある足)は、あまり足首(アキレス腱)を使わない(蹴らない)走法を意識しました。
通常は、蹴り足を使わないとスピードが出ませんが1キロ6分ペースなので前半は、そこを意識して使わないような走りが効を奏したかもしれません。
結局、後半は、左足が痛みほぼ歩きだったので根本的に脚力の強化が課題かもしれません。

2 給水等のエイドステーションについて
毎年、豊富なエイドステーションの食べ物たち、20km地点から多くの食べ物がありますが2年とも気をつけたことがあります。
一つは、給水量です。「自分が汗を出したり体外へ出した水分程度を補給する」ようにしてます。20km地点だとまだ序盤です。
あまり水を飲んで内臓がばててしまうこともあるので私は、コップに半分から7割程度に抑えています。
ここであまりがぶ飲みすると後半に急激なペースダウンをしてしまうので要注意です。
あとは、コムラガエリ防止のため塩分補給です。
友人は、アスリートソルトを使っているようですが私は、エイドステーションの梅干で代用してます。
2年とも前半の40km地点くらいまで毎回2個頂きそれのおかげ?かコムラガエリ(痙攣)しなかったです。
あとは、胃が元気ならば毎回アンパン、スイカ、黒砂糖など少量でもいいのでお腹に入れるようにしています。
後半(80km以降)は、補給してもあまり力にならない気がするのと制限時間もあるので水分とスイカのみにしています。

また、毎回エイドステーションで心がけていることは、ひざ屈伸をするようにしています。段々と走っているだけだと稼動域がせまくなり動きが硬くなるのと筋肉をほぐす意味も含めて実施してますが、屈伸した後は非常に足が軽くなった気がします。みなさんもやってみてください。

あとは、昼から気温が上がった場合に、55kmのレストステーション以降は、頭だけ水をかぶり、足は、あまり冷やさないようにすること。(靴も当然)
水をあまり多く飲まないようにしてエイドステーションごとに少しの給水をすること。食べながら歩き出すこと(立ち止まらない)。

トイレですが、前半の10km、20kmは、混んでいてタイムロスになるので我慢できるなら、今回だと20km越えて竜宮台折り返し25km付近で折り返す前のトイレに駆け込むのがいいかと思います。私は、それで待ち時間0でした(^^;

それ以降は、トイレが近い人は20kmごとくらいにコンスタントにトイレがあれば入ったほうが無難です。

そして、最後にエイドステーションのボランティアの方へのお礼を言うことでしょうか。

3 服装について
2年しかまだ経験していないのですが、2年とも暑い日だったので55kmのレストステーションには、半袖を用意してました。
こればかりは、その日の気温、気候により変動があるので事前のチェックが必要です。
5年前くらいは、80kmからのワッカが非常に寒かったと聞きます。どちらにも対応できる服装を中間地点においておくのがベストでしょう。
また、予備の靴を置いておきましたがチップの交換が非常に時間がかかると思うのでよほどのことが無い限り靴の交換は避けるべきでしょう。

4 音楽について
私は、黙々と走れるタイプじゃないので音楽を聴きながらゆっくりした気分で走っていくのと後半は、自分自身を奮い立たせるために音楽は、必需品です。

5 大会前日・当日の食事
先日は、サロマにきたからといってあまり普段食べないものを食べるのはどうかと思います。生ものとか・・・・(特に胃腸が弱い人)
あとは、当日は、朝方(3時過ぎ)の食事なので私は、消化のいいもの(昨年は、スパゲティ、今年は、うどん)+食べれれば腹持ちのいいもの(団子や饅頭)でした。
人それぞれといえばおしまいですが、走りながら食べれるので私は、消化のいいものをお勧めします。(バナナもいいと思います)

6 最後に意気込み(完走しようという気持ち)
昨年は、初めてというのもあり、ただがむしゃらに走った結果、完走することが出来たのですが、今年は、色々なものを知っての参加でしたがこころのどこかで「あのきつい昨年を完走したから大丈夫だ」という余裕がありました。
けれど、やっぱり後半は、きつかった。
私は、ここで今までの練習や家族の顔(特に子供の顔)を思い浮かべると意外にも力が出てきました。
そして、ボランティアや沿道の応援の方の後押しみたいなものをもらって走りきれている感じです。
とにかくいろんな人のことを考えてその人たちの喜ぶ顔を思い浮かべるといいのかもしれません。
「折れない心」「あきらめない気持ち」「ゴールしたときの自分を思い浮かべる」

色々と書き連ねましたが、まだまだ2回の完走のひよっこの私が言うことではないかもしれませんが、1年後の自分が見てもう一度実践して完走できるようにしたいと思います。そして、これを見て1%でも参考になればと思います。