ビンテージ リーバイス501(Levi’s 501)について
当ブログでの検索ワードで「リーバイス ヴィンテージ」・「リーバイス501xx ビンテージ」・「リーバイス ビッグe」
などで訪れる方が多いようです。
ビンテージジーンズの見方を記したブログが少ないのかな?なんて思ったりもします。
目利きには、それなりの経験が必要なのかもしれません。またあまり紹介すると古着などを販売する方や
オークションでの売買にも少なからず影響があるかもしれません(笑)
私の知る限り&ebayなどでの高値で売りに出されているものをピックアップしてどのような年代のものかを推測してみたいと思います。
あくまで私が推測した年代(ebayのsellerの言っている年代)なので「これは、違うんじゃないの?」
みたいなものがあるかもしれませんがご了承ください。
今回は、紙パッチ(革パッチ)についていろいろと調べてみたいと思います。
ということで一つ目のジーンズから
1955年モデル501復刻版、トップボタン裏刻印は、言わずと知れた555
ちょい古のリーバイス501で最後の米国製品となったバレンシア工場の製造
2本持ってます。普段は、このジーンズが一番履きやすく色落ちもGOODです。お気に入りです。
オークションにて4000円くらい?で購入した記憶があります。
0998の数字から1998年9月の製造がわかります。これでもすでに16年も前のものになるんですね。
あとたまに地方の古着屋にいくと結構トップボタン裏刻印555とかは、ありますね。
以前もS506XXジージャンだったか安値で買えました。最近ジージャン人気も落ち着いたからか?
次のジーンズです。
↑ 私物
もう少し古めの501です。以前紹介したこれです→ヴィンテージリーバイス501(VINTAGE LEVI’S)の過渡期もの
写真1枚目の紙パッチの501の印字の上に「care instructions inside garment」の印字、small eと収縮率
8%、バックポケット裏の裁縫チェーンスティッチなのでいわゆる66後期といわれるものです。
こちらで80年製造(タグ表記より)なので34年前のものになりますね。
上記は、66前期or後期のデッドストックものらしいです。(EBAYより)
きれいなものをみるとわかりますが書体が細いですね。この辺もビンテージと復刻などとの見極めになりますでしょうか。
そして我が家で所有する一番の古株のLEVIS タイプものです。
残念ながら私の所有するジーンズは、タブが欠損していますが間違いないビンテージものと推測できます。
紙パッチを縫っている糸が黄色のものであるので古いものは、このような糸で裁縫してあるので
ぱっと見でわかります。
このように品質表示(タイプS、A、F)を66年から68年の2年間だけ付けたということなのでこのジーンズも
その時期なのでしょう。
また、偶然なのかわかりませんがタイプSのものは、小さめのもの(28インチ、27インチ、ボーイズ用など)が
ebayでは、取引されていることが多いようです。
(ただ単にUSAだと小さめなので購買者が少なく履く人も少ないから?)
上記もやっぱり黄色の綿糸を使用していることが一目瞭然ですね。
ちなみにここが通常のオレンジ系の糸もあるのかもしれませんが定かじゃないので
これも写真でわかるビンテージの判断材料になるとおもいます。
サイズ表記と上のmade in USAまでの幅が66前期・後期とかよりも狭いので
ここも判断材料になるかもしれないですね。
それとこのタイプものですが、年代の割りに501とかタイプSの表示は、しっかり見えているのは、なぜでしょうか?
続いてダブルネーム
↑ ebayより
これも同じ年代でしょうかいわゆる501-501ダブルネームです。
これほどまでに紙タグがきれいなものは、あまり見たことがないです。
紙タグの違いは、100%COTTONの位置がタイプものと反対の右側に表示されています。
紙パッチの印字をみると本物のようです。
裏ボタンがJなどのアルファベットが多いようですがこのダブルネームは、タイプものより希少らしいです。
ebayにて23万円です(^^; とても手が届きません。
ほかにもいろいろとあるようですがこれ以上古い年代のものは、紙パッチがないか革パッチでほぼ何なの
かわからないものがついているのでパッチで判定するのは、この年代まででしょうか。
66前期とかだと札幌の古着屋でも結構みますが(程度は、あまりよくない穴が開いたりほぼ色落ちしている)タイプものやダブルネームは、
やはり見たことないですね。もし、興味がある人は、ebayなどで直接購入してはいかがでしょうか。