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A.Schacht Ulm S-Travegon 35mm F2.8 調整

2012 年 9 月 29 日 Comments off

先週から左足が痛み結局留寿都トレイル50kは、断念しました。

悔しいので来年こそは、と思ってます。

友人の話だとサロマ100kよりもきつかったと話しておりました。累積標高3185mなので上りだけで富士山くらい登っちゃうらしいです。

そりゃきついレースですよね。

それとプロトレイルランナー横山峰弘さんも来ていたようです。走った友人は、2ショット写真を撮ったそうです。

羨ましいかぎりですね。

私は、というと今日か明日からまた、ぼちぼち走りたいと思います。とりあえずは、ロードで(^^;

来月下旬にもマイナーですが30kのレースが近くであるので出場しようか少し迷っております。

っていうか10月7日は、札幌マラソンにエントリー(申し込み遅かったのでハーフは、締め切りだったので10kmですが・・・)してたんだ(汗)

やっぱり走らんといけないみたいです。

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話は、変わってまたカメラネタです(^^;

先日、購入したA.Schacht Ulm S-Travegon 35mm F2.8ですが、

絞りとピントリングがうまく連動していないのと途中で硬くなってしまいピント調整がうまくいかない事象を修理というか調整してみました。

当初、あれこれとフロント側からはずしてみたが、どうも違うということで一時保留していました。

 

ちなみにこのレンズたまたまドイツonly(国外発送しません)の物件でしたが、たまたま良いセラーさんだったので

なんとか48.5ユーロ+送料11.9ユーロ(日本円で6000円ちょっと)という格安で購入したので文句も言ってられません。

ebayサイトでみても程度のいいものは、即決価格で250ドル超えているものもあります。相場は、100ドル~150ドルくらいでしょうか?

どちらにしても、なかなか買えないアイテムなので何とか直したいので色々と絞りなどの動きを

何回もみながら考えてみると後ろ側からはずしたところの微妙な調整でずれてしまったことが原因だとわかりました。

A.Schacht Ulm S-Travegon 35mm F2.8 分解図

A.Schacht Ulm S-Travegon 35mm F2.8 分解図その1

上図の赤い部分が絞り羽と連動するレバーです。写真だと開放F2.8の状態。

そして青い部分が絞りリング(写真を撮るときにF2.8~F22にまわすところ)と連動している。写真だとF22の状態。

水色の部分が上下のねじ山の間を動いていく。水色の部分と青色の部分は絞りリングと同調して動く部分。

ここで調整する場合、絞りリングをF2.8かF22にする。私は、F2.8にした。

A.Schacht Ulm S-Travegon 35mm F2.8 分解図

A.Schacht Ulm S-Travegon 35mm F2.8 分解図その2

すると青い部分が赤矢印の方向に動く。(はずです。)

ここでその1の水色の部分がねじ山とうまく同調しない場合には、赤矢印がきちんと絞り羽レバーを押せない。途中で止まってしまう。

そのため、その1の水色部分かその下のねじ山部分をはずして青い部分がフリーで動く状態にして赤矢印方向一杯にしてから

水色部分をとりつけると開放位置が決まる。

下図写真参照

A.Schacht Ulm S-Travegon 35mm F2.8 分解図 その3

A.Schacht Ulm S-Travegon 35mm F2.8 分解図 その3

これで絞りと絞りリング、ピントリングの連動、同調は、治りました。

ただ、このねじ山(水色の部分)が、何らかの拍子に回転せずにずれてしまうと絞りとの連動がうまくいかなくなるようです。(たぶんですが・・・)

あとは、後ろ蓋にあるAuto.Manual連動スイッチおよび絞りピンとの連動部分の調整です。

これには、後ろ蓋にある内側の蓋を取ります。(赤丸部分)

A.Schacht Ulm S-Travegon 35mm F2.8 後ろ蓋

A.Schacht Ulm S-Travegon 35mm F2.8 後ろ蓋

こんな感じです。

A.Schacht Ulm S-Travegon 35mm F2.8 分解図 その4

A.Schacht Ulm S-Travegon 35mm F2.8 分解図 その4

あとは、Auto,manualスイッチと絞りピンとの連携になります。

このように絞りレバーと絞りピンの連動(赤部分)、絞りレバーとAuto.Manual連動スイッチ(青部分)

A.Schacht Ulm S-Travegon 35mm F2.8

A.Schacht Ulm S-Travegon 35mm F2.8

この部分、赤い部分の絞りピンと青い部分のA/Mレバーの切り替え、

絞りリングをF2.8~F22への動きをみながらレバーの遊びを調整します。

レバーの遊びは、下図のねじを緩めて調整します。

A.Schacht Ulm S-Travegon 35mm F2.8

A.Schacht Ulm S-Travegon 35mm F2.8

これをうまく調整できれば終了です。

あとは、EOS40Dに装着!!

はじめての広角35mmのオールドレンズです。APS-Cなので画角が56mm(35mm換算)でちょうどいいかなと思います。

あとは、無限遠がでているかどうか等、実写に何か影響のあるものがなければと思ってます。